ネトゲの婿は男の子じゃないと思った?

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ネトゲ歴15年の私が語るプレイヤーの性別

ネトゲの範囲

 Network GameとはOnline Gameとも言い換える事ができて、

オンラインゲーム - Wikipedia

コンピュータネットワークを介して専用のサーバや他のユーザーのクライアントマシンであるパソコンやゲーム機と接続し、オンラインで同じゲーム進行を共有することができるゲームである。

 私がネトゲと聞いてまず思い浮かべるのが、Massively Multiplayer Online Role-Playing Game(通称MMORPG)です。MMORPGとMORPGは参加人数の違い程度だと思っていますが、過去多くのMMORPGを体験してきました。

 Diablo,Ultima Online,Phantasy Star Online,DRAGON QUEST10,FINAL FANTASY11と14,Ragnarok Online…他にもありそうな気がしますが省略します。その中でも特に歴が長く思入れが深いのはRagnarok Online(通称RO)です。

 私より若い世代ではネトゲといえばSocial network game(通称ソシャゲ)なのかもしれませんね。ソシャゲも悪くはありませんが、今回はネトゲ=MMORPGと考えて書いていきます。

 

性別と種族と職業

 通常のネトゲでは、自分の分身となる操作キャラクターを作成する設定からスタートします。まずは男なのか女なのか。その次に種族が選択できるゲームでは種族の選択。

 種族とはDRAGON QUEST10を例にすると、オーガ、プクリポ、ウェディ、エルフ、ドワーフの5種類が選択できて、それぞれステータスに得意不得意があります。この得意不得意が種族を選択できるゲームによって致命的なのか誤差の範囲なのかが違ってきます。

 そして、男女の性別での違いですが、ステータスの差は無く、装備で差を付けているゲームが多いと思います。細かい仕様ではモーションの違いがあったりします。

 性別と種族は初期設定から後に変更できる事はほぼありません。次の選択は職業で、性別と種族よりもっと大きくキャラクターに変化をもたらします。最初から選べる職業を下位職と呼び、経験値を得てレベルを上げたり、クエストをこなし特殊なアイテムを手にする事により上位職へ転職したりする事もできるゲームがあります。

 ROで例えると、ノービスから1次職のソードマンへ、JOBレベル40以上から2次職のナイトへ、Baseレベル99JOBレベル50でハイノービスへ転生して、ハイノービスJOBレベル10から上位1次職のハイソードマンへ、JOBレベル40以上で上位2次職のロードナイトへ、Base90以上で3次職のルーンナイトになり職業としては完成します。文字にすると理解しにくいとは思いますが、要するに数多くの職業を経験し、最終職になります。公式サイトで物凄く多くの職業が選択できて凄いよなんてうたい文句がありますが、普通はみんな最終職になるので10職ぐらいになります。強い拘りであえて1次職のままの人がいたりしますが、趣味嗜好は人それぞれですからね。

 

プレイスタイル

 ネトゲはさほど壮大なストーリーがあるわけでもなく、最終目的が定められていないゲームが多いです。それ故に何を目的とするかはプレイヤーに委ねられます。私の場合は、ゲームの中で限られた人しか手に入れる事はできない装備品を集める事を目的としていました。理由は、一番強いとされるボスを倒す事を目的とするなら、ある程度早い段階で達成してしまうゲームが多く、ステータスも職業も似たり寄ったりになってくると他者との差は動き方や装備品になっていきます。そして、私がネトゲに強く求める要素は他者との接点であり、共通目的意識です。ネトゲは遊びじゃねーんだよ!と言ってしまう末期患者が好きであって、最低限の課金しかしないタイプの人間なので、ネトゲが人生派閥とうまく付き合っていく事を楽しみとしていました。ようするにどうせネトゲをするなら1人ではなく、多人数で遊びたいよねって事です。

 ライトノベルのSword Art Online(通称SAO)では、自分自身をゲーム内に写し操作というか、自分自身が動いているような仮想空間の話ですが、よくSAOの世界を体験したいなんて声を聞きますが、私としては自分自身をRPGしたいのかな?と思います。ようするにオッサンを動かして面白いの?とオッサンの私は思うわけです。

 今まで数多くのネトゲを体験してきて、男女どちらの性別を選択したかを考えると、女性が多く、戦闘前衛職ではなく補佐的な役割である回復職を職業として選択する事が多く、男に癒されるより女に癒されたいという願望から無意識の内に女性を選んだのが理由です。基本的に私は一人称を「私」で統一している為、プレイヤー自身も女性なのではと間違われる…と思いきや、根っからのオッサン気質な為、間違われた事はありませんでした。

 

効率の果ては引退

 上記で書いてある通り、自分ができる限り全力で遊ぶタイプなので無駄な動きは極力したくない効率主義でもあります。もう今は全てのネトゲを辞めて業界用語?では引退しましたが、効率を求めすぎて遊んでいるのか仕事をしているのか訳が分からなくなり、楽しむはずが苦労をしていて本末転倒になったのが引退した理由です。

 現役時代は効率を求める為にありとあらゆる手段を使いました。と言ってもマナー違反となる行為をするわけではなく、対人要素があるゲームでも時と場合を考えて行動をしていました。ありとあらゆる手段とは、24時間ゲームにログインしているわけでもないので、ゲーム外でも連絡がとれるようにゲームとは関係が無いチャットソフトを使いました。Internet Relay Chat(通称IRC)を一番よく使いました。その為、ゲームはやっていなくともPC自体は常に立ち上げているのが当たり前の生活をしていました。

 そしてより一層効率を求めると、いくら事前の打ち合わせがあったとしても、予期せぬトラブルがたくさんあるので、そのトラブルに瞬時に対応する、しかも操作を止めずにとなると、ボイスチャットを使うしかありませんでした。SkypeやTeamSpeakが有名ですね。

 

ネトゲの嫁は女?男?

 結婚システムが導入されているネトゲがあり、操作キャラクターの男女のペアが特別なイベントを経て、婚姻関係になり特別な魔法が使えたりします。結婚システムが導入されていなくても、特定のキャラクターと行動を共にしている内に、疑似的婚姻関係みたいな意思の疎通がスムーズになってきたりします。

 ネトゲプレイヤーの男女比率ですが、私の経験上では男7対女3かなと思っています。ゲームだけやっていてプレイヤーの性別がわかるの?と疑問があると思います。確かに偽りはあると思いますが、上記のようにゲーム以外でも連絡を取り合うようになると、ゲーム以外の事を雑談として話すケースが増えていきます。それがかえってトラブルの原因にもなりますのであえてゲーム内だけの連絡というのもわからなくはないです。それこそプレイスタイルなので強制をしてきませんでしたが、さすがに24時間それこそ何年もすると性別どころか普段の生活スタイルすらわかるような関係になっていきます。

 ゲーム内の男女ペアが実はプレイヤーの性別は逆だったりするのはよくある話です。ネトゲの嫁や婿は…まぁ男の方が多いですよと当たり前の話ですね。ただこれだけは言えます、男の子や女の子っていう年齢のプレイヤーは0と言っても過言ではないですよ!

 ちなみに余談ですが、ネトゲで知り合って現実で結婚した夫婦を5組知っています。たまたまかもしれませんが、5組夫婦そろって廃人と呼ばれるほど熱中していましたが、結婚後しばらくしてネトゲを引退していきました。ネトゲなんてそんなもんですよ。

 

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