うそはうそであると見抜ける人でないと(エイプリルフールは)難しい
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私は見抜けないのでエイプリルフールは難しい。
嘘が許される日
私はエイプリルフールというイベント行事に馴染めない。
子供の頃から思い続けてきた、誰が得するイベントなんだろうかと。
この日がくると、子供の頃に受けたガラスのハートへのダメージを思い出す。
この際、エイプリルフールがトラウマとなった過去の事件を語ろう。
今一度、トラウマと向き合おう。
本当にあった漫画のような話
中学入学を控えたエイプリルフールの前日、仲の良い友達10人ほどと一緒に遊んでいた。
この頃の私は、男女分け隔てなく接していたので仲の良い友達10人ほどというのも男女の割合は均等だった。
そしてよくある話だが、モテていると勘違いしている痛い子供だった。
どうやら人生で数回訪れるであろうモテ期はこの時ではなかったようだ。
公園でサッカーをすることになった。
モテている、そして、目立ちたい、そんな痛い私はオフサイドルールを完全に無視したキャプテン翼で学んだ知識*1を思う存分発揮した。
あまりにも私が酷いルール無視をするので、敵チームの女の子がそのルール無視を指摘をしてきた。
その女の子はアイドル的な存在で私も例外なく、その子(以後Aちゃん)に恋心を抱いていた。
私が100%悪いのだから素直に引けばいいものを、Aちゃんと口論になってしまった。
口論の結果*2、オフサイドルールは適用するが点数はそのままで再開する事になった。
その時点で私達のチームが2点差で勝っていて、点差は縮まる事がなく私達のチームが勝利した。
試合が終わり違う遊びを考えている最中に私は一人抜け出して、Aちゃんに謝罪をする為に公園の端の方に呼び寄せた。
真摯な謝罪をして許して貰えた(ように思えた)ので再び遊びの輪に戻った。
夕方になり明日も遊ぶ約束をして解散した後、帰宅した直後にAちゃんから電話がかかってきた。
内容は、明日は二人で会いたいから〇〇へ来て欲しい、他の人と遊ぶ約束は断って欲しい。
みんなで遊べばいいのにと思いつつ、二人きりで遊べるチャンスだと思い他の人と遊ぶ約束は全て断った。
そして、翌日4月1日。
もうここまで書けばこの先の展開が読めるだろうから察してほしいのだが、箇条書きで書く。
- 約束の場所に時間通りにつく
- 数時間経過してもAちゃんはこない
- 当時は携帯電話がなかったので連絡手段は公衆電話しかなかった
- Aちゃんの家に電話をかけたが誰もでない
- 約束の場所に戻る
- 遠くから複数人のエイプリルフールで騙されてるという笑い声が・・・
二人で遊びたいではなく、二人で会いたいと言われた時にこの古典的な罠に気付くべきだったが、モテている俺様という痛い思考がダメだった。
この事件以降、女性を怒らせると怖いという心の壁を作ってしまい、女性恐怖症へと進んでいくのであった。
四月馬鹿
エイプリルフール当日は何を信じていいのかわからなくなる。
逆にどのレベルの嘘を言ってもいいものかがわからない。
例えば、交通事故を起こして大変な事になったなんて嘘を言っても ハハハ ナイスジョーク なんてなるわけもない。
エイプリルフールの接し方がわからない。
エイプリルフールは難しい。