穴子は鰻の代用品ではない

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鰻への純情な感情を1/3でも伝えたい。

 鰻好きな私は、毎日、鰻を食べたくて食べたくて震えている。いざスーパーへ行き、いっちょ鰻を買ってやるかと意気込んで値段を見ると、3000円超え余裕でした。そんな値段を見ると、震えが自然と止まり、武者震いだったのではと気付く。

 

 えびふりゃ国 味噌煮込みうどん県 ういろう市 出身な私のご馳走といえば、ひつまぶしだった。誕生日にはひつまぶし、土用の丑の日は宗教感謝の日でひつまぶし、テストでいい点を取るとひつまぶし。保健と家庭科のテストは有効か否かで小一時間母親と熱いディベートをしたのが昨日のようだ。

 

 そもそもアイツはなんであんなに美味しいのだろう。前衛的な見た目、全身から発するヌメり、暗くて狭い場所が好き、養殖が難しい。あとは25歳~35歳までの美しい女性が好きの項目を加えれば私そのものじゃないか。そもそもアイツは魚なのか、数え方は匹なのか、さかなクンさんの本体である頭に乗っているフグは何フグなのか、ググれば5秒でわかる内容なのに気になって八時間睡眠しかできない。

 

 母親の主張としては、鰻の美味しさは身ではなくタレである。だから同じタレなら穴子でもいいじゃないか。と、もっともらしい保守的な考えをぶつけてきた。その日から食卓に鰻っぽい穴子がしゃしゃりでるようになった。たしかに間違いなく穴子は美味しい。だが、前世の呪いで鰻を身体が欲している。

 

 物凄く稀に穴子料理専門店がある。全国で1000店舗ぐらいなのだろうか。さすがにこれはググっても5秒ではわからない。何故、穴子料理を専門に扱うようになったのだろうか。鰻料理にシフトチェンジは考えていないのだろうか。というか、どちらも扱えばいいのにと思うのは素人考えなのだろうか。泌尿器科と肛門科を選択する先生の志も同じく気になるが、泌尿器科と肛門科にお世話になっている私は見えない志に感謝をしている。今後も定期的に通いますので末永くお付き合いよろしくお願いします。

 

 穴子と鰻は違う。パンダとレッサーパンダぐらい違う。穴子と鰻はお互いオンリーワンで唯一無二な存在で、サザエさんの穴子さん役である若本規夫さんも唯一無二な存在だ。声優が代わると一時代が終わった感じがする。ダンガンロンパ3でモノクマがドラえもんからちびまる子ちゃんに代わってしまった。もう江ノ島盾子は肉体も精神も死んでしまった。だから、あのモノクマは二代目江ノ島盾子となるので、絶対絶望少女の最後で狛枝凪斗に助けられたモナカだと思っている。まさかこの記事タイトルでダンガンロンパのネタバレを知るとは思ってもみないだろうが、大変申し訳ない。で、穴子さんテンプレートを50単語ほど事前に録音しておくのはどうだろうか。『嫁さんがコレでねぇ』と『ふぐたくん ちょっと一杯いかがかな』は必須だ。

 

 と、いうわけで、穴子の良さって何か教えて下さい。