太れない体質と環境

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食生活とトラウマ

  現在、身長166cm体重51kg。健康診断では常に「強い痩せすぎです」と表示される。健康診断業界では「とても」とか「すごく」ではなく強弱で警告するようだ。

 けして拒食症なのではなく一般成人男性と同じか、それ以上に食べている。会社の同僚と昼飯を食べに行くと、『そんなに食べるの?』から、『これだけ少ない量だと物足りないでしょ』に変化していくのはよくある話だった。

 真偽は不明だが、幼少期に太っていなかったら、成人になっても太りにくいと聞いた事がある。幼少期は貧しく、大人は皆忙しかったので、太るほどの食事は与えられなかった。食に対して興味がなく、目に見えなくなる物に金を使うのが好きではない。と、鏡の前で考えつつ、今こうして生きているのは数多くの殺生をして生きてこれた事実を感謝して「頂きます」は声に出さなくとも心の中では毎食言おうと決めている。

 未だに太っている事が裕福の証だと思っている。もちろん太りたいとは思わないが、悪い言い方だと太っているので、「痩せたい」は自業自得なのではないかと思っている。Q:痩せたいのですが A:食べるな Q:お腹が減るのですが A:我慢しろ Q:それでも我慢できないので〇〇を食べたいです A:痩せたいのに何故手に届く範囲で〇〇があるのか理解できません と、極論ばかりを思い描いてしまう。両親から言われた究極のAnswerは『お腹が減ったら寝なさい』だった。

 業務内容のカテゴリーは事務系のはずなのに、スマホアプリの万歩計での計測結果は毎日一万歩超えだった。通勤では自転車を使い、片道30分程度は必要で、できるだけlogを残したいのでネットワーク上のテキストベースで会議をするようにしているが、昔からの癖で相手の挙動を自分の目で確かめたいので、複数人相手ではない場合は、自分から相手の元へ行き対面で打ち合わせをするようにしている。単純に根回しもよくやるのでlogを残したくないケースも多々ある。あとは休日に小一時間程度ジョギングをする程度でそれぐらいしか運動をしていない。

 タレントのギャル曽根氏と同様に、消化器官が人並み以上なだけかもしれない。自分の中で三つのラインがあり、一つは誰にでもある満腹になった、満腹中枢が満たされた。もう一つは、これ以上食べると腹痛になり便意を催す。最後の一つが、これ以上食べると吐き気がする。食べ放題の店に行くとこの三つを交互に味わう事となる。さすがに吐き気がするまで食べるのは食に対しての冒涜だろうと思うが、学生自体はそのラインまで攻めた。満腹と便意はほぼ同時にくるのでトイレに行く、少しお腹が空いたので食べる、またトイレに行く、を小刻みにすればかなり食べれそうだが、そこまでして食べなくてはいけない縛りもないなと止めている。

 そもそも痩せなくてはいけないのだろうか。結婚当初に嫁は、『ダメだ痩せなきゃ』と言っていたが、私より10cmほど身長が低いというのはあるが、私より体重は軽い。今も40kg前半なので、嫁には『むしろ40kgを下回ったら離婚ね』と冗談半分で伝えてある。職場でも男性はどうでもいいというか興味はないが、女性で痩せた方がいいのではと該当するのは一人だけで、その一人は私より若く可愛い顔をしているが、間違いなく私より体重が重いので痩せたらもっと可愛くなるのになと思う。確率で表すと私の見方では痩せた方が良いと思うのは1/100程度という事になる。通勤最中も通行人を何気なく見渡しても、太っていると思う人は少ないように見えるのはたまたまだろうか。

 何故こんな事を書こうと思ったかと言うと、幼少時代のトラウマで、素麺が苦手。素麺が6日連続して出された時から食べ物というより、生きていく上で仕方なく食べるに切り替わってしまった。麺類は大好きなのだが、冷たくて細い麺はどうしても美味しく感じない。冷麺、入麺、つけ麺、この辺も同様に美味しく感じない。それは嫁にも伝えてあって、せめて夏の期間の5日にして欲しいとお願いしてある。何故5日かと言うと、5日連続して出されても、最高記録の6日連続には届かないと単純な理由。で、まさかの今日その1日を使ってきた。まだ6月で夏とは言えない今日使ってきた。残り4日で秋まで過ごす事を嫁は覚えているだろうか。