35歳オッサンの大人になったと思う瞬間3選
スポンサーリンク
大人の階段を登ったと思う瞬間3選。
通勤
普段は自転車通勤をしている私ですが、1ヶ月ほど前に酷い大雪だった日があります。
天気予報で雪だろうとは予想ができていたのでいつもより1時間早く起きました。
予想以上の大雪で当然自転車は不可能だと察し、交通機関を利用する事にしましたが、第1関門のバスで躓きます。
時間通りバスがきてくれません。
そしてバスがきたと思ったら、満員すぎて次にして下さいと言われるわけです。
その次のバスに無理やり乗る事に成功しましたが、バス内でおしくらまんじゅう押されて泣くな祭りが開催されるわけです。
バス停につく度に祭りが盛大になり、その光景は傍から見たら、名探偵コナンもパラパラを踊りだすスリル、ショック、サスペンス状態です。
死んだ魚の眼?
何言ってるの?
そんな腑抜けた眼をしていたらこの祭りに勝ち抜きできませんよ?
第2関門の電車ですが、これがまた時間通りにはこない。
ホームで待っているのも寒いので、待合室に入ろうにもここでも祭りが開催されているわけです。
そして電車内でも・・・。
1時間早く自宅から出たのに、結局30分も遅刻する事になり、問答無用の30分給料から引いとくねですわ。
いや~ サラリーマンつれーわー。
そんな日でも仕事はたくさんあるわけで、学生時代ならサボっていただろう状況で出勤をしているなと気付いた瞬間、大人の階段を登った。
※雪で例えましたが、気象状況に関わらず出勤・仕事をするの意味です。
両親
普通の家で生まれ、普通の環境で育ちました。
祖父が多額の借金をして、すぐに認知症になり、幼少時代は母の手料理を食べた記憶がない*1けど、それでも不自由なく生活できました。
そして、小学・中学・高校・大学と進学して行くのが普通だと両親に感謝もせずに生きてきました。
就職・結婚・子育て・昇進。
大人になればなるほど子供の頃に描いていた普通は普通ではなかったんだと気付いていきました。
そして今、家族に支えられ仕事も家庭も子供の頃に描いていた普通を体験できています。
子育て真っ最中の私ですが、これから先の教育費に頭を抱えています。
両親が娘(孫)と手を繋いで歩いている後姿を見ていると、両親と同じく私も子供には普通の暮らしをさせなければいけないと決意を新たにしました。
そして、母親が後ろを振り向き、
『子育ては誰しもが初心者だから、いつでも頼りなさい』
と言われ、感謝と共に親から見たら子供は何歳になっても子供なんだと察しました。
嘘
突然ですが、シティーハンターは好きですか?
財布の中身は年中XYZ(もう後がない)の私ですが、シティーハンターが大好きです。
そのシティーハンターに、生涯を黒いチューリップに品種改良をすることに注ぎ、命が尽きようとしている老人がいて、最後のチューリップは成功したのか失敗したのか。
その老人はもう目が見えなくなっていました。
目が見えない老人はチューリップの色を尋ねます。
『この花は何色じゃ?』
そこで悩んだあげくこう答えます。
『黒いわ』
画像で見てもわかるとおり、本当は品種改良に失敗しているのに、黒と答えた。
嘘には優しい嘘もある。
両親から嘘をつくなと育てられてきました。
しかし、大人になれば嘘をつかなければいけません。
特に商売の粗利を求めるのなら嘘は大げさかもしれませんが、真実の値を言えない場合が多いです。
争いを避ける嘘も必要です。
そろそろ話のオチを書きたいと思いますが、真夜中にオシッコをしたくてトイレへ行きました。
寝ぼけた状態でするオシッコは大変危険です。
オシッコをするのが失敗してパンツがびしょ濡れになった私は、洗面所でパンツを洗いましたが、このままノーパンで過ごすわけにもいかないので、新しいパンツを取り出したわけです。
しかし、通常1日1枚のパンツが2枚になってしまい、この言い訳をどうするかを悩みながらこの記事を書いています。
どなたかパンツが2枚になった争いを避ける・優しい嘘を教えて頂けないでしょうか。
嘘の項目ですが本当は、冴羽獠のモッコリ具合を見て、もうあの頃には戻れないと思う瞬間でした。
これ以上は大人になりたくない35歳の冬。
【合わせて読みたい】
*1:借金を返済するのに一家総出で仕事をしていた