電気自由化に伴い、電力会社の比較

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我が家を実例とし、電力会社の切り替えを検討します。

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電気自由化

電力の小売全面自由化って何?|電力小売全面自由化|資源エネルギー庁

自由化は、工場などの大口消費者については、すでに実現しています。
2004年4月・ 2005年4月には、小売自由化の対象が「高圧」区分の中小規模工場や中小ビルへと徐々に拡大していきました。
2016年4月1日からは、「低圧」区分の家庭や商店などにおいても電力会社が選べるようになります。

 ユーザーである私達が電力会社を選べるようになりました。 

電力会社の切り替えは1月から予約が始まっており、4月に実施されます。

そこで、切り替えの流れと料金の比較を我が家ではどうなるかをシュミレーションをしてみたいと思います。

 

切り替えの流れ

  1. 新規電力会社へ申し込み
  2. 現状契約している電力会社を解約(切り替え先の電力会社が手続きをする)*1
  3. 電気メーターの交換(切り替え先の電力会社が行う)
  4. 新規電力会社との契約が開始

 とある電力会社へ問い合わせた所、電気メーターの交換には立会いは不要と聞きました。

電力会社への申し込みはユーザー各自がする事になり、各社の公式サイトで切り替え変更後のシュミレーションができるようになっていますが、理解しづらいと思いますので、現状の電気料金を把握して各社に問い合わせした方が良いと思います。

そこで問題になってくるのは、単純に電気料金だけではなく、各社が元から行っているサービスとセット販売するので、電気料金の比較だけではありません。

 

我が家の水道光熱費

月平均の水道光熱費です。

※数値は全て切りの良い数値にしている為、実際とは誤差があります。

電気

関西電力:従量電灯A、300kWh、8,000円

夏より冬の方が使用量が多く、原因としては電気ストーブだと思います。

従量電灯Aは3段階で単価が違い、口座振替割引がある為1kWhに対しての金額が計算が難しいです。

1月・2月が14,000円、その他の月は5,000円以下です。

ガス

大阪ガス:都市ガス、50㎥、8,000円

世間的にもこれぐらいだと思っていますが、どうでしょうか。

水道

上下水道:20㎥、5,000円

実際には2ヶ月単位での請求です。

今回の電気との関係性はないのですが、なんとなく載せてみました。

通信

我が家のスマホ事情 - そして、かおもじへ

全て合わせて19,000円

ソフトバンクで統一をしていて、違約金制度に悩まされ続け機種変更が出来ませんでした。

今回の電気自由化で、電力小売りに参入するということで期待をしていました。

ガソリン

レギュラーガソリン:50ℓ、5,000円

通勤用の原付50ccバイクと休日に遊びに行く為の普通自動車です。

石油ストーブ(灯油)にすれば電気代を抑えれるとは思いますが、家庭事情で難しいです。

 

電力会社の比較

 私が関西在住なので関西地区の比較になり申し訳ありません。

家庭向け電力小売りを新規参入した会社が正確な呼び名なのかもしれません。

地域によって選択できる会社が限られているので、比較サイトをいくつか利用してみましょう。

 

比較サイト

 

ジャンル別

通信

ソフトバンク

ソフトバンクでんき はじまる。 | エネルギー | ソフトバンク

 真っ先に調べましたが、おうち割の金額だけを読むとかなりの値引きに見えますが、シュミレーションの結果はむしろ高くなるようです。

スマートフォンとインターネットのセット割が既に適用されているので、値引きがされる項目が月200円(2年間)しかないのが原因のようです。

店舗に出向いて確認をしましたが、今までの支払いが11,000円を超えるぐらいで切り替えた方が安くなるみたいです。

Tポイントや支払いを電気もまとめる事が出来るといったメリットはありますが、電気代自体が高くなるのは本末転倒なので私は止めておきます。

 

KDDI

auでんき | au

 auでんきセット割にすると月々100円ほど安くなるみたいですが、セット割を適用するにはau携帯電話を契約する事になるので、私の場合はソフトバンクからの切り替えになり、違約金制度・新規スマートフォン本体代など複雑な条件が重なり合う為に様子見をする事にしました。

正直、MVNO楽天モバイル5分かけ放題オプションが気になるので、機種変更をするなら楽天モバイルにしようかと思っています。

 

J:COM

J:COM 電力 | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COM

 月々50円ほど安くなりますが、テレビ・インターネット・固定電話を切り替える必要があり、違約金制度がここでも悩ませる事になります。

 

eo

電力自由化には「eo電気」を選ぼう!

 簡易計算の結果では月々400円も高くなってしまいます。

 

ガス

大阪ガス

大阪ガスの電気/大阪ガス

 元々が大阪ガスなのでガスセットが適用でき、月々250円ほど安くなるのでかなり現実的です。

一つだけ気になるのは、2年以内で解約してしまうと解約金2000円が必要となるので、そこだけは要注意です。

 

スーパーマーケット

アイ・グリッド・ソリューションズ

お得な電気「スマ電®」スーパーマーケットで電気と食材のセット割

 スーパーマーケットで電力小売りは非常に画期的で興味があります。

シュミレーション結果は現状よりも少し高くなってしまいますが、毎週卵1パックをプレゼント等スーパーマーケット特有のサービスを検討しているようなので、今後に期待したいです。

 

ハウステンボス

HTBエナジー

HTBエナジー株式会社

 ジャンルをどうしようか悩みました。

ハウステンボス株式会社が50%以上を出資していて、地熱発電・再生可能エネルギーを開発しているようです。

料金単価表から計算すると300円以上安くなるはずですが、もう少し情報を集めて検討をしたいのが本音です。

4月以降の評判を注意深く観察します。

 

ガソリン

ENEOS

JXエネルギー

昭和シェル石油

昭和シェル石油

 関東ではガソリンともセットで考える事も出来ます。

昭和シェル石油が1ℓ10円引きなのが気になりますが、関西では選択できないのが残念です。

 

比較結果

 調べれば調べるほど、関西電力(従量電灯A)が安いんですよね。

上記以外にもいくつか調べましたが、現状が月平均300kWh程度ならこのまま様子見でいいかなと思いました。

値引き恩恵を受けるのは400kWhを超える人なら安くなる可能性は高いです。

 

自然エネルギー

 電力会社を選べるという事は金額だけで決めるのではなく、エネルギーの元を考える良い機会だと思います。

パワーシフト宣言をして自然エネルギーを選択しよう!

自然エネルギーへの関心がより一層高まり、再生可能エネルギーをどれだけ安定供給できるのかを注目しています。

 

都市ガスの自由化

 電気だけではなく、都市ガスの小売自由化も実施されそうです。

個人的な意見として、電気よりもガスを切り替える恐怖の方が強いのでやはり様子見になってしまいそうです。

 

ライフラインのワンストップサービスはもう始まっています。

*1:電力会社によって異なるかもしれないので確認が必要